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『地獄への道はアホな正義で埋まっとる』(作家・宮崎学氏)

Facebook で流れて来たのを転載します。

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自公ファッショ政権は、2月10日、政府開発援助(ODA)の基本方針を定めたODA大綱に代わり、新たな「開発協力大綱」を閣議決定しました。これまで原則禁じてきた他国の軍隊への支援を、非軍事分野に限って解禁したことが柱になっていますが、他国の軍隊が、貰ったお金をどう...使うかは、他国の軍隊の勝手ですし、軍事分野と非軍事分野との線引きなど出来るはずがありません。これで、また、イスラム国の場合と同様に、日本が「支援した国と敵対関係にある国」から何らかの形での攻撃を受ける可能性が出てきました。

また、新大綱には、安倍晋三違憲状態首相のスローガン「積極的平和主義」も明記されています。安倍晋三違憲状態首相は、「積極的平和主義」を旗印にして、アメリカ合衆国とともに戦争がしたくてたまらないようですが、日本は日本国憲法により、戦争を放棄していますから、このような暴挙は許されません。

安倍晋三違憲状態首相は、公式の場で、「私のことを右翼の軍国主義者と呼びたいのなら、どうぞ、そうお呼び下さい」と仰る方ですから、今回の閣議決定も、「わが意を得たり」というところでしょうが、平和で楽しい暮らしを望む多くの国民は、日本が戦争をすることや戦争に巻き込まれることを決して望んではいません。

作家の宮崎学氏が昨年12月13日にポリタスに『安倍自民党に「お墨付き」を与えるわけにはいかない』というタイトルで投稿されていますので、その一部をコピペして御紹介します。

日本国憲法で戦争を放棄している日本が、アメリカ合衆国と一緒に戦争をしてはいけません。「アメリカ合衆国の敵」は「日本の敵」ではありません。「アメリカ合衆国の正義」は「日本の正義」ではありません。「アメリカ合衆国の国益」は「日本の国益」ではありません。日本は平和主義を貫徹しなければなりません。

-以下、宮崎学氏のポリタスの記事の転載(コピペ)です-

2014年7月に集団的自衛権の行使を容認する閣議決定がなされ、今後は欧米諸国とともに多国籍軍として戦争に加担することになる。武器の輸出入も増えるだろう。アメリカのように戦争による消費でしか国家が成り立たなくなる日も、そう遠くはない。

安倍自民党により、日本の経済格差はさらに拡大し、若者を戦地に送らなくてはならなくなる。しかし、「今どきの日本の若者たち」がアルカイダと戦って勝てるだろうか?

大勢の若者が戦死することで、日本は国の存在自体が危うくなる。

私は、だいぶ前に『地獄への道はアホな正義で埋まっとる』という本を書いたのだが、現在の地獄とはすなわち戦争のことである。「国民の信頼」という強引でアホな正義のために、日本は死屍累々となる。

ここで思い浮かぶのは、「右翼小児病」という言葉だ。

レーニンの造語「左翼小児病」とは、何事も観念的に考える妄信的な教条主義者を指すが、「右翼小児病」はアジア諸国に対して排外主義を掲げながら、アメリカには極端に追従する妄信的な極右のことだ。こうした傾向は、日本の良心的な保守の思想である軽武装・経済重視とはまったく異なり、もはや保守とは言えない。大多数の日本人に幸福をもたらすことはない。

-以上、宮崎学氏のポリタスの記事の転載(コピペ)おわり-

『ストップ・ザ・アベ!』『ストップ・ザ・極右!』です。

(註)宮崎学 (みやざき・まなぶ);1945年京都生まれ。2015年に古希を迎えるが、取材テーマは一貫して社会の周縁に関することと、権力の批判。近著は『現代ヤクザの意気地と修羅場現役任侠100人の本音』『異物排除社会ニッポン』(以上双葉社)、『突破者 外伝――私が生きた70年と戦後共同体』(祥伝社)など。(ポリタスの記事より転載)

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