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「制服向上委員会」のコたちって、ホント…しっかりしてるなぁ…と思わせる記事…

リテラというサイトに、制服向上委員会のロング・インタビューが掲載されてる。

前編
http://lite-ra.com/2015/08/post-1421.html

後編
http://lite-ra.com/2015/08/post-1422.html

長いので全文引用はできないが、かいつまんで引用…

インタビュー冒頭の発言…

齋藤優里彩(以下、齋藤(優)) 特定のメッセージを届けたいというより、「この子たちでも社会問題に目を向けてるんだ」と思ってくれたらいいな、みなさんが社会問題について考えるきっかけになればいいなという思いが一番強いですね。ツイッターなどで「制服向上委員会の歌を聴いて、初めてデモに参加してみたよ」なんてお声をいただくと、本当に嬉しいです。

齋藤乃愛(以下、齋藤(乃)) 子どもでも言いたい事や感じた事、気になった事は沢山あります。そういうことをはっきりと言える環境がもっと増えてほしいと思っていて、まず自分から声を上げようって思っています。

木梨夏菜(以下、木梨) デモなんか行ってもなにも変わらないよ、どうせ安保法案は成立するなんて言う人がいるじゃないですか。でも、それだって今度の選挙でひっくり返せばいいんですよ。だから、それまでに私たちがどういう行動をしていくかですよね。やっぱり、選挙に行かない人がすごく多いので、そういう人たちが意識を高めてくれるように、どうすればいいかなって考えてますね。

西野莉奈(以下、西野) だから、8月2日のデモ(高校生が中心のグループT−ns SOWLが主催した安保法制反対デモ)はすごく楽しかったですよね。真面目な人から見たら、お祭り気分だとか、ただ騒いでるだけとか、そういう見方もあるかと思うんですけど、渋谷とか原宿といった人の多い場所でやったというのもあって、「これは何だ?」って、一般の通行人に興味をもたせるようなデモだったと思います。

ネットでの誹謗中傷については…

木梨 最近言われたものですごくムカついたのは、「アイドルはアイドルらしく可愛い曲だけ歌ってればいいんだよ」っていう意見です。それはあなたが求めてるアイドル像かもしれないけど、私たちは歌いたい歌があって、こうやって歌ってるんだから、とやかく言わないでほしいなって。

木梨 見た目のことに関して、「ブス」とか「ブサヨク」とかよく言われるんですけど、私は何かに向かって突き進んでる人って格好いいなって思うんですよ。だから、ネットで文句を言っている人たちには、「私たちは見た目のことに関して色々言われても全然気にしないよ」ってことを伝えたい(笑)

齋藤(乃) あと、「子どものクセに生意気なことを言って」とか「もっと勉強してから言えよ」とかよく言われるんですけど、そういう言葉に負けて口を閉ざしちゃったら、賛成したのと同じだって思うんですよね。逆に、そういう言葉をもらったからこそ、もっと大きな声で意見を言わないと伝わらないんだなって思いました。

木梨 そういう風に、意見を主張する人が出てくるとすぐに文句を言うタイプの人が増えたせいで、いま、表現の自由が閉ざされてきてるのかなと思います。

西野 私たちのケースだけではなく、いまの日本には言論弾圧みたいなものがあると感じていて、そういう空気のある国はおかしいと思う。

と…社会全体の問題として捉える…

あと、インタビュー最後にとても印象的な発言があったので、ちょと長めに引用…

――ミュージシャンや芸能人の中には、いまの政治状況に対しおかしいなと思っていて、そういった発言をしたいと考えていても、事務所からストップがかかって話せない人がたくさんいると思うんですよね。

齋藤(優) そういう方には「怖気づくな!」と言いたいです(笑)

木梨 自分の思いを大切にしてほしいなって思います。

齋藤(乃) テレビとか、公の場で政治的なことを言うと、視聴者から批判も来るだろうし、そういうのを恐れて言わないのかなと思いますが、勇気を出してほしいです。

齋藤(優) みなさん、なにかを伝えるためにアーティストという職業をお選びになっていると思うので、自分の本心から「原発が危険」とか、そういうことを思うなら、歌にして伝えるべきだと思うし、「安保法制がおかしい」と思うなら、それを歌という手段で伝えるべきかなって思います。

――最後にみなさんの未来のことを教えてください。これからやってみたいことってありますか。たとえば、将来、政治家になりたいとか(笑)

木梨 それ、友だちにもよく言われます(笑)。でも、私たちがやりたいのは「歌」なんです。

齋藤(乃) 「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」だって、歌わなくていい世の中になってくれるなら、それに越したことはないです。

木梨 私たちだって、本当はプロテストソングばかりでなく、可愛い歌もたくさん歌いたいですよ。でも、歌わざるを得ない政治状況があるから歌っているわけで。プロテストソングを歌っていることで、「売名行為」なんて言われてますけど、売名したいだけなら、このグループにいません! ネトウヨと呼ばれる方々からも「ブスブス」言われたくないですもん(笑)

西野 今はやっぱり目の前の問題をちゃんと歌でみんなに伝えたいと思っています。安保法制の国会論議とか安倍さんの説明とか聞いてると、やっぱりひどいじゃないですか。「不良から、友だちの麻生くんが守ってくれて~」とか、なんで、そんな大事なことをくだらない例でたとえるんだろう? 私たちでもそんな幼稚なこと言わないような気がするんですけど。

齋藤(乃) あと、「私が総理大臣なんだから私が正しい」とか。学校の先生にもそういう人いるんですよ。いつもイラつきます。先生だから正しいこと言ってるよみたいな雰囲気を出しますけど、こっちの方が正しいことを言うときもあるし。なんでもかんでも自分が正しいと思ってる大人ってどうなんでしょう。

齋藤(優) ああいう人が首相っていうのが恥ずかしいよね。

木梨 川内原発の再稼働もすごく心配。核兵器をつくる技術のために原発が必要だっていう話を読んだことがあるんですよ。原発がなくたって電気は足りてたわけじゃないですか? 結局は、核兵器をつくるために原発を大事にしたいのかなって。

齋藤(優) 最初にも言いましたけど、今はとにかく私たちの活動をきっかけに社会問題に目を向ける人が多くなって欲しいというのが一番です。私たちもまだまだ勉強不足ですけど、まずは行動してみる。歌やダンスを通して伝えていきたいなって思っています。

西野 歌える場所があればどこででも歌いますから、ぜひ呼んでください!

――もしも、自民党の集会に呼ばれたらどうしますか?

齋藤(優) もちろん、喜んで行かせていただきます! 正反対の意見も聞きたいですし、私たちのモットーは「歌える場所があればどこへでも」なので(笑)

大したもんだなぁ…そこいらの政治屋より、よっぽどしっかりしてるじゃないか…
「若いのに」って表現は恐らく彼女たち自身が嫌うだろうけどね(笑)

オジサンもまだまだ勉強しなくちゃね(苦笑)

 

 

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