2017 Copyright Ⓒ by Yab. All Rights Reserved.
website security

不倫疑惑の宮崎謙介が議員辞職するそうで…

朝日新聞の記事 www.asahi.com/articles/ASJ2D3DR1J2DUTFK004.html より…

宮崎衆院議員辞職へ 育休表明後に不倫疑惑
国会議員として育休を取る考えを表明した後に、週刊誌「週刊文春」で不倫疑惑を報じられた自民党の宮崎謙介衆院議員(35)=京都3区=が12日、国会内で記者会見し、不倫の事実を認めて議員辞職する意向を表明した。「私の不適切な行為により、多くの皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことを心からおわび申し上げます」と謝罪した。

宮崎氏は「自分が主張してきたことと、軽率な行動のつじつまが合わない。深く反省し、議員辞職する決意を固めた」と説明。男性の育休推進を訴えながら、不倫をしていたことについては「男性の育休を真剣に考えてくださった方々に深くおわび申し上げる」と頭を下げ、「私に論じる資格はないが、男性の育児参加の流れが止まらないことを願う」と述べた。

宮崎氏は昨年末、妻の金子恵美衆院議員(37)=自民、新潟4区=の出産に伴い、育休を1カ月程度取る考えを表明。「男性の育児参加を推進したい。1億総活躍社会のためにも働く女性をサポートしていきたい」と語っていた。だが、金子氏が男児を出産した5日後に発売された週刊文春で、宮崎氏が金子氏の出産直前に、地元・京都の自宅に女性タレントを泊めたと報じられた。党内外から批判が殺到し、党側は離党も促していた。

下村博文・党総裁特別補佐は「やむを得ない判断だ。政治家は選良として振る舞う必要がある。(政権への)ダメージはある」と記者団に語った。

宮崎氏が3月15日までに辞職した場合、衆院京都3区補選は、衆院北海道5区補選と同じ4月24日に実施される。

なんだかなぁ…って感じですなぁ…
不倫はNGでパンツ泥棒はOK?みたいなねwwwwwww

たかが不倫程度で辞職する議員もあれば、斡旋利得罪でも辞職しない元大臣もいるwww
巨悪は裁かれないってぇコトの象徴だわな…
穿った見方すれば、甘利の件がこれ以上騒がれないように、スケープゴートにされたんじゃ?って感じもするよね…

ってか…
小沢の件じゃぁあれだけ騒いだ検察が、甘利の件じゃぁすっかりナリを潜めてる…
あまりにも露骨な自民党すり寄りで、なんだか笑えてくるwww

何かが間違ってないかい?この国は??

 

 

 

今井絵理子さんに向けられた5つのコメント…

change.orgで、今井絵理子さん自民党から出馬を撤回してください  というキャンペーンが行われている。

そこに寄せられたコメントで、特に印象的だったものを5つだけ紹介する。

これに共感された方はどうか www.change.org/p/今井絵理子さん自民党から出馬を撤回してください にご賛同いただきたい…

そして、(たぶん無いとは思うけど)今井絵理子さんご自身がこれをご覧になったなら…
どうか…どうか自民党からの出馬だけは、撤回していただきたい…

「お母さんたち、障害をもっている子どもたちが明るい希望をもてる社会づくりをしたい」のであるなら、弱者を切り捨ててきた自民党からの立候補は思い留まってください。自民党に入り自民党の政策に賛成票を入れることは、「弱い者いじめ」に加担するようなものではないでしょうか。

 

同じ沖縄で生れたウチナンチュとして、今までも自民党による沖縄差別をされてきました。その自民党から出馬して、沖縄の声を真剣に考えるというのがおかしい。
本当に同じ母親の立場として、安保法制を強行採決された党からの出馬をどうか取りやめてください!!今井絵理子さんも安保法制の時声をあげてくれたこと本当に嬉しかった。だからこそ、今回はショックが大きいです!

 

会見で「政治は希望」とおっしゃいましたが、自民党ではすべての希望がくじかれていることを理解していただきたいです。
今からでも撤回を。
山東さんのお人柄で決めるのは早いです。弱いものいじめしかしない自民党に入らないでください。SPEEDファンや沖縄のママ、本州のママたちの思いをどうか理解してください

 

こんにちは。僕は身体障がいのある大学4年生です。僕は幼少期から姉の影響を受け、SPEEDの大ファンでした。入院ばかりしてた幼い頃、当時流行ってたsteadyやaliveをヘビロテして生きる元気をもらってました。音楽や周りの人たちの支えがあったため、僕は大学進学まですることができ、法律や政治を学ぶことができました。
絵理子さんは安保法制は平和のために必要と考えておられるようですね。その考えが正直理解できません。この法制が施行され、戦争に加担するようになれば他国の脅威を煽ってしまい、軍拡を進めてしまうだけです。また、軍事費にお金がまわされてしまい、福祉や医療のためのお金を削られてしまうのではないのでしょうか。
このことがきっかけでファンをやめるとかは決してないですが、今の与党に迎合するのは改めてほしいと思います。

そして…最も強く心を打たれたのがこのコメント…

本当に障害者福祉を切り捨て、数字だけを追いかけ弱者を切り捨て、子育て給付を削り、沖縄への基地押し付けを暴力で強行する政治を、あなた自身の意志が、進めたいなら出馬は自由だと思います。
でもあなたはそうは見えない。
人前にお子さんを晒すことで心ない批判もあるでしょうが、障害に寄り添い弱い立場で生きる人たちとともに歩む前向きなお姿を拝見しています。
周りを立てることも仕事上大切かも知れませんが、未来を生きる子どもの命と尊厳に勝るものはありません。就職やスポンサー選びなら大手であればあるほど安心かも知れません。ではなぜ翁長知事はじめ沖縄のたくさんの自民党だった議員さんたちは離れたのか、経済界、観光業界のトップの方が声を上げているか、ちゃんと知ってください。
わからなかったらここに名を連ねたママたちと一緒にその目で見て、聞いて、沖縄の声を聞いてからもう一度心に聞いてください。
大切なのはスポットライトとステージの見栄えではないことは、若くして苦労したくさんの決断をしただろうあなたが一番よくわかっていると思います。応援してます。

みんなの想いが今井さんに届いて、出馬を思い止まってくれるとイイな…
三原じゅん子みたいにはなって欲しくないし…
集票パンダで使い捨て…みたいな憂き目にあったらもっと悲惨だしね…

 

 

 

「リテラ」のライターさんに「日本会議」から勧誘の電話があったそうですwその内容がヤバ過ぎるwww

「リテラ」のライターさんに「日本会議」から勧誘の電話があったそうです。
ヤバいヤバい…思わず笑っちゃいますwww

日本会議から勧誘の電話がかかってきたのでやりとりを全公開! 安倍首相を絶賛、結婚を戸主の許可制にすべきとトンデモ主張

から抜粋…

日本会議 ええ。あの、この度、待望の安倍内閣によりましてね、これら憲法、教育等の戦後の諸問題の総決算したいというので、日本会議は全力で取り組んでるんですがね。Aさんには、安倍内閣による憲法、教育、領土に対するこの取り組みをですね、どのようにご覧になってますか?

A 僕個人がですか? それはあの……。

日本会議 私はこの安倍内閣で憲法改正が実現しませんでしたらね、日本はまた4、50年間できないんじゃないかと思っております。

A な、なぜですか。

日本会議 それらしき人材がいないというところでございます。少なくとも、私は戦後70年というとてつもない長い時間をかけてね、憲法が議論の俎上にあがったのは今回が初めてだと思います。まあ、歴史的にいえば岸内閣のときにちょっとはでましたけどね。これもすぐ終わってしまいました。それから中曽根内閣のときにちょっと憲法議論がでましたけれども、これも終わりました。すくなくともこれで3年、4年にわたって憲法を改正しようという内閣は今回が初めてだと思いますね。

A はあ。あの、それだけ安倍内閣を日本会議は評価しているということなんですか。

日本会議 評価していますね。

A 歴代内閣のなかで一番、日本会議の悲願にマッチしているというふうに考えているんですか。

日本会議 一番マッチしているというよりも、初めてマッチしたということでしょうね。いままで議論にならなかったわけですよ。一応いま議題にあがってきていますよね。それは戦後70年経過して初めての現象だと思います。いままでにはございません。

どうでしょ?この安倍ヨイショぶりww

日本会議 最終的にはね、日本の国にふさわしい自主憲法を制定すべきだと思います。

A 前文も含めて?

日本会議 前文も含めて。ただね、いまの安倍内閣で全部それができるかといったら、なかなかそうはいかないですよ。したがいまして、いますぐに目指すのはですね、たとえば98条ですかね、(衆参での憲法改正の国民投票発議を)3分の2条項を2分の1にするとかですね。

A 98でしたっけ、96でしたっけ?(実際には憲法96条)

日本会議 それから、あー、緊急事態条項を加味するとかね。いうようなところがまず、それも個々の問題ですけれども、いまの安倍内閣にまず期待したいところはですね、70年間開かずの扉の憲法を開けるというところに意味があると思います。これは開かずの扉で、錆びついてるんですよ。世界中にこんなものはありませんわね。

改憲についてはこんな調子でww

日本会議 あの結局ね、教育を本当の意味で正常化しようと思ったら、憲法を改正しないと正常化できないんですよ。尖閣をはじめ国を守ろうということになれば、いまの憲法のままでは守れないと思います。だから、憲法に行き着くんですよ。たとえばいま少子化という問題がありますよね。これだって憲法に行き着きますよ! 結婚は両性の合意のみでできるなんてことはね、そもそもこれはね、日本の国にふさわしくないですわね。その考え方の条文のなかにはね、先祖とか一族とか同族とかという家族といいますかね、そういう思想が抜けてしまったわけですよ。たとえばね、私はそれに戻れとは言いませんけども、戦前はですね、戸主の認可が必要だったわけです。両性の合意だけでは結婚できなかったんです。

A ああ、戸籍の主、ようするにお父さんとかですよね。

日本会議 そう、いわばお父さんです。ですが、いま、戦後はですね、お父さんが反対しようと叔父さんが反対しようと、誰が反対しようと、二人だけがいいって言えば、結婚できるようになっちゃったわけですよ。だから、そういうものがね、いきつく先が、いまの「結婚をしようがしまいが自由じゃないか」と。「子供なんか産もうが産ままいが自由じゃないか」と。自由、自由、自由に基づいてみんな楽を求めてですね、少子化につながってしまった。

A はあ、なるほど……。個人的には少子化に関しては、いろいろ経済や福祉の問題が非常に大きいと思うんですけど、まあそれはさておき、ようするにそういった父権的な明治のような戸籍制度が、日本会議としては復活すべきだと、憲法に織り込むべきだと考えているわけですか?

日本会議 というよりも、家族というものをね、バラバラにしちゃったのが、いまの憲法のなかには、そういう精神があるわけですよ。マッカーサーの考えでしょうね。日本を弱体化して、またアメリカに歯向かうようなことがないためにはですね、家族が強固なもので結ばれていたんじゃあそうはいかないということで。家族解体ですね。

要は戦前の「家父長制度」を復活せい!…と?www
アナクロニズムもここまで極まると大爆笑しかないわwwwwwwwwwwwwww
この後、入会についてのやり取りとか続くんだけど、そこはザクっと割愛…

しかし…見事なまでにトンでもない団体だなぁ…日本会議って…
こんな団体に所属している議員が、閣僚のほとんどを占めてるってぇ今の状況は…
この国の行く末が心配でならないわ…
民主主義はどこへ行く………

参議院選に今井絵理子さんが出馬するとの報道がありました(FBより転載)

参議院選に今井絵理子さんが出馬するとの報道がありました。
a・bex繋がりでどこの党かーーと思ったのですが自民党なのですね。
何れにしても政策で勝ち目がない場合の常套手段であることは間違いありません。
やがて宣伝カーから、”SPEED”のヒット曲が流される日も遠くないはず。
これは「客寄せパンダの票集め」で、改憲議席を増やし安倍首相の企てを進めようとする姿がありありと表れています。
ところで、こう言った政治とは無関係な有名人が出馬を要請された場合、その人は時の政治に対し「こうしたい!」という信条があって応じるのでしょうか?
今井絵理子さんは働きながら障がいのあるお子さんの育児をやってらっしゃる方で、TV番組で障がい者政策に対し不満を漏らしているのを拝見しました。
(戦争法反対の意も表明されたような)
その不満を政治家となって解決しようと思っているのでしょうか?
大昔のことですが三原じゅん子さんは、金八先生や山本薩夫監督の映画に出演し「政治に興味を持った。」と言い、出馬→当選。
今右翼まがいの政治活動をしています。
何を教わったんだろう?と首を傾げたくなりますが、要は時の悪い政治に流されてしまったのでは?と思うのです。
今井絵理子さんが不満を漏らした障がい者政策は、今の自民党政治が作ってきたもので、もし当選の暁には「流されることなく」是正に尽力していただきたいものです。
(戦争法や沖縄への基地押し付けにも反対を貫き通してほしいものです。)

初詣や神前結婚式や見合い結婚や天皇現人神は、日本の伝統!?みな真っ赤なウソです。

下記の記事…いい記事なのだが、なぜか消される可能性があるというコトなので、ここに転載しておく。
自民党や日本会議の工作員の皆さんも、こんな場末のブログまでチェックしないでしょ?(笑)

オリジナルのURLは、
blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/9dd82ad3aa209b7b373f141fec8f1a6e

初詣は伝統?
神前結婚式は伝統?
見合い結婚は伝統?
天皇現人神は伝統?
いいえ、み~~~んな明治以降のお話です。
いまのような初詣が始まったのは、ようやく明治も中期からですし、
神前結婚も明治30年代以降のことですし、
見合い結婚は、明治政府が、恋愛を邪なものとして明治中期から「見合い結婚」を強力に推進したもの。それまでの長~~~い日本の伝統は、ずっと恋愛結婚(男女の結び付きの自由)でした。
もちろん、天皇現人神などという思想は、江戸の後期国学や水戸学の思想で、一部の特殊な人のものでしかなく、ぜんぜん伝統などではありません。
靖国神社は、政府がつくった施設で、神社ですらありません(明治2年に明治政府がつくった「東京招魂社」を10年後に神社と改名)。古来の神社ではなく、明治政府のつくった新興宗教=政府神道の施設なのです。
みな、明治維新を成し遂げた志士たちが、自らの権力を正当化する必要から拵えた代物でしかないのです。
こういう類の話は、歴史家に聞けば山のようにあり、大論文になってしまいますが、
肝心なことは、安倍首相の一派や日本会議にあつまる人々の言う日本の伝統なる話は、元からデタラメで、みな明治維新政府の作成でしかない、という歴然たる事実を明晰に自覚することです。
ついでに言えば、大安とか仏滅などとカレンダーに書いてあるのは、カレンダーの制作者=販売者が、どうしたら売れるかを考えてつくり出した代物で(これは明治ではなく戦後のことですが)、無根拠です。満点大笑いの話(=バカげた迷信)でしかないのですが、お菓子会社の「バレンタインデー」創造と同じです。
考えることなく従う、というのは、これまた明治維新以後の日本人の特徴ですが、
われわれ日本人も、そろそろ自分で考える=根拠を知るという脳作業を始めたいもの、と思います。
なるほど~
いかに権力側が「日本の伝統」を壊してまで、支配を強めようとしたか?が解る内容だね!

 

【拡散希望】辺野古で新基地建設に反対するママの会メンバーに対して、機動隊員が「お前たちには汚い血が流れている」などと暴言を吐いたそうです。

Facebookより転載

抗議の念を込めてシェアさせていただきました。
名誉毀損罪に抵触していると思います。
抗議だけではなく名誉毀損罪容疑として集団告訴していく必要があると思います。
安保関連法に反対するママの会様より
【即刻拡散希望】
今朝、辺野古で新基地建設に反対するママの会メンバーに対して、機動隊員が「お前たちには汚い血が流れている」などと暴言を吐いたそうです。自分のやっていることを「だってお金欲しいもん~」「俺の写真を待ち受けにしろ」「世界発信しろ」とも言ったそうです。
たった今、警視庁にも抗議の電話を入れました。こんなこと、絶対に許されません。抗議の声を上げましょう。
03-3581-4321(警視庁代表)
このバカ面をとくとご覧あれ
12631520_892524117528537_2205256985710260796_n

誰も幸せにならないシステム バスツアー事故に思う。

痛ましい事故…
ただ、それだけじゃ済まされない「何か」がこの事故には隠されている。

下記の雨宮処凛さんの記事を読んで、そう思った。
www.magazine9.jp/article/amamiya/25236/

また起きてしまったか・・・。
事故の一報を聞いた時、思わず漏れた言葉だ。
1月15日、長野県軽井沢町のバイパスで、スキー客を乗せたバスが3メートル下に転落。14名が死亡、27名が重軽傷を負った。
亡くなった14名のうち、乗員2名を除く12名が19歳から22歳の大学生。死亡した運転手は65歳と高齢だったものの、健康診断を受けていなかったなどのずさんな管理や過労運転が問題視された。また、バスを運行した会社「イーエスピー」は、基準額を下回る金額で契約していたこともわかり、国交省をして「ここまでひどい例はない」と言わしめたほどだ。
ひどい事故だと思う。あまりにも痛ましい。亡くなった人たちの無念を思うと、言葉が出てこない。だけど、と思う。これはただの「不運な事故」で済ませていい問題ではない。この背景にあるのは、「規制緩和」の問題である。
小泉構造改革のもと、規制緩和のかけ声が勇ましく響いた2000年代、バス業界もやはり無縁ではいられなかった。バス事業はそれまでの「免許制」から「許可制」に変わり、以来、参入障壁が低くなる。この規制緩和に対しては、「事故が増える」「価格競争が激化し、安全が置き去りにされる」という反対意見は当然、当時からあった。しかし、規制緩和は強行された。
結果、運転手の給料は下がり、労働条件は過酷になり、事故は増えた。
12年、群馬県の関越自動車道で起きたツアーバスの事故を覚えている人も多いだろう。防音壁に突っ込み、車体が縦にまっぷたつに切り裂かれたバス。7名が死亡し、39名が重軽傷を負った。やはりこのツアーバスも「格安」を売りにしたもので、また、運転手が一人当たりの乗務距離を超える運転をしていた「過労」状態であったことが注目された。事故の原因は居眠りと見られている。
一方、14年には「観光バスが高速を逆走、乗用車など9台と次々衝突」という事件も起きている。「体調が悪く、意識がもうろうとしていた」と供述していた運転手は、インフルエンザであることが判明。11名が負傷したが、幸い死者は出ていない。
これらはほんの一部で、過労状態の運転手によるバスの事故は多く起きている。そんな事故を受けて規制は一部強化されている部分もあるが、今回の事故の背景を見れば、現場レベルでは「激安競争」の中、安全が置き去りにされていた実態が次々と浮かび上がってくる。
例えば、このバスの運転手に対して、当日の体調チェックやアルコール検査のための点呼はされていなかった。理由は、社長の遅刻。それだけでなく、運転手には適正診断もなされていなかったという。先月採用されたという運転手は、それまで大型バスの運転経験はなく、研修は2回のみ。客を乗せての運転は今回が4回目だったそうだ。
事故の詳しい原因はまだ明らかになっていない。が、ひとつの原因として、車両の問題も考えられる。昨年末、池袋と長崎で相次いで停車中の観光バスが炎上するという事故があったが、その時に話題となったのは、車両の老朽化による電気系統のトラブルだった。幸いどちらの事故でも死者は出なかったが、こういった事故を見ても、価格競争の中、安全がなおざりにされている実態が浮かび上がってこないだろうか。
今回の事故を見て改めて思ったのは、「激安競争の限界」という問題だ。
ここ数年、長距離バスなどの値段を聞くたびに驚かされてきた。あまりにも安すぎるためだ。何事にも、「適正価格」というものがある。が、そんなものはこの十数年、ずっと無視されてきた。
過当競争のため、価格が安くなればなるほど、現場で働く人の労働条件は引き下げられる。「安さ」の皺寄せは、結局は「激安」の給料と非人間的な長時間労働という形で現場の個人に押し付けられる。同時に、乗客の安全と命も危険に晒される。
一方で、労働法制の規制緩和によって非正規労働が増え、生活苦に喘ぐ人は増加の一途を辿っている。そんな層にとって、バスツアーに限らず「激安」を謳うあらゆる商品は、既に生活に欠かせない存在となっている。
先にも書いた通り、今回、亡くなった14名のうち12名が大学生だった。
右肩下がりの時代に生まれ、ずーっとデフレの中を生きてきた彼ら・彼女らは、おそらく「適正価格」を知る機会などなかったのかもしれない。10代がバブルと重なっていた私の世代であれば、適正価格がわかる。安すぎるものを疑うことができる。が、あらゆる業界で過当競争が続き、激安が当たり前の時代に生まれ育った彼らは、比較する対象を持たない。「いい時」「景気がよかった時代」を知らないということは、時に危機管理もできないのだ。
もしわかっていても、「みんなで行くツアー」は安いに越したことがないという思いがあったのかもしれない。今回の事故を報じるニュースで、あるコメンテーターが言っていた。お金がない学生が多い今、誰でも参加できるように、今の学生はとにかく安いツアーを探すのだと。2人に1人の学生が奨学金という借金を背負い、ブラックバイトで生活費を稼ぐ時代だ。「安全」に対価を払えば、参加できない学生も出てくる。
もうこんな競争が、あらゆる業界で20年以上続いているのだ。その中で、働く人はどこまでも安く買い叩かれ、安全や健康や命は置き去りにされてきた。
今、心から思う。
いい加減、こんな「誰も幸せにならないシステム」は終わりにできないのか。
今回、大学生が多く亡くなったことで胸を痛める人も多いが、この社会はそんな学生が新卒で入社した会社で、過労自殺に追い込まれてしまう社会でもある。和民の例を出すまでもなく、もう、システムは破綻しているのだ。
多くの消費者が求めてきた、「安さ」と「便利」。が、安いものには裏がある。どこかで誰かが命を削るほどの無理をしている。「安い」と喜ぶ影で、私たちはたぶん誰かを踏みにじっている。
消費者としての在り方を、一人一人、本気で問い返すべきなのだと思う。
そこからしか、「誰も幸せにならないシステム」を、終わらせることはできない。

 

河北新報 社説(1/19):憲法改正論議/震災便乗のお試し許されぬ

www.kahoku.co.jp/editorial/20160119_01.html

より全文引用…

公布されて70年を迎える憲法に、主権者としてしっかり向き合う覚悟を持ちたい。
安倍晋三首相が夏の参院選で憲法改正を争点として掲げることに意欲を示している。改憲に前向きな野党とも連携し、憲法改正の国会発議に必要な各議院の総定数の3分の2の確保を目指す考えだ。
具体的な改憲項目については明言を避けているが「緊急事態条項」の新設を念頭に置いているとみられる。戦争やテロ、内乱や大規模災害などの発生時に政府の権限を強化したり、国会議員の任期延長を可能にしたりする規定だ。
東日本大震災の初動体制の反省を理由に必要性が語られ、衆院憲法審査会でも議論されてきたが、災害対策が改憲の本当の目的なのだろうか。
日本では災害緊急事態布告の規定もある災害対策基本法や災害救助法、大規模地震対策特別措置法など「法レベルの緊急事態条項」が整っており、災害時の応急対応は外国の憲法が定める緊急事態条項以上に精緻といわれる。
であれば、東日本大震災を踏まえて見直すべきは、憲法の「不備」ではなく既存の災害法制を十分活用できなかった運用面ではないのか。
現憲法では、国政選挙を実施できないほどの大災害が起きても国会議員の任期を延長できず、政治空白的な状況が生まれる懸念がないわけではない。だがそれも参院の緊急集会による立法を認めた憲法規定やその準用で対応は可能との解釈もある。
何より、災害時の対応に向けて必要な法律を作っておくなど、緊急時を想定した備えを怠らないことこそ重要だ。
自民党が2012年に公表した憲法改正草案からも読み取れるように、緊急事態が宣言されると国が強大な権限を掌握し、国民は人権や私権の制約を強いられる。政権が緊急事態を名目に独裁政治への道を歩んだ苦い過去がある。教訓を忘れてはならない。
東日本大震災で被災者支援に当たった各地の弁護士会は「震災対策に名を借りた改憲だ」と、強権政治への危うさを指摘し、一斉に反対声明を出している。災害対策としての実効性と国民が払う代償を冷静に見極めねばならない。
改憲が党是の自民党にとって本丸は戦争放棄を規定した9条の改正にある。初の改憲発議が国民投票で否決されることがないよう、一見穏やかで比較的理解を得やすい災害やテロ対策で改憲に慣れてもらおうとの狙いなのであれば、国民軽視も甚だしい。
震災から5年を迎える。津波や原発事故で平穏な生活を奪われた約18万人がいまだ避難生活を強いられ、憲法25条が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」すら享受できないでいる。憲法の理念が復興に生かされていない中、震災に乗じる形で「お試し改憲」が語られることを、被災地としては見過ごせない。
時代の変化に即して憲法を見直すことはあっていい。ただ、憲法発議者には憲法を尊ぶ姿勢が必要だ。個人の権利と自由を保障する、最高法規の精神の堅持は譲れない。ざわめき始めた改憲論議の本質を見定めたい。

 

 

 

緊急事態条項は、憲法9条改正とは比べものにならない程、怖い。

自民党憲法草案98,99条の
緊急事態条項は【憲法9条改正】とは比べものにならない程、怖い。

以下にFacebookの升永先生の記事を全文引用する。

大拡散希望!!ってぇコトで…

大拡散希望
7月の選挙までの6か月、下記のとおり、日本は、非常事態です。
1/22(金)・朝日新聞朝刊(関東・東北版)国際面対向に半ページ意見広告が出ます。コンビニで150円で買って、クチコミの道具(ツール)に利用いただければ幸いです。クチコミが鍵です。
日経意見広告(1/18。月)とは、比べものにならない、大迫力です!
1:コメント付シェア期待します。「拡散希望」の4文字で、OK。世論を創るためです。
2:腹の底からこの危機感(即ち、【自民党改憲案(「緊急事態宣言」)の情報】を知った時に、生まれる危機感)を共有され,ガンガン、コメントを付けて、情報拡散されるよう、期待します。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
①ナチスは、緊急事態宣言発令(1933/2/28)の数日後に、独裁政権を樹立した。
②ナチスは、全権委任法(1933/3/23)によって、独裁政権樹立に成功したのではない。ナチスは全権委任法により独裁政権樹立に成功したというのは、歴史の 日付の順序に反する。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
①1932/11/6の選挙で、ナチスの得票率は、33.1%であった。残余・66.9%の選挙人は、反ナチスの政党(複数)に投票した。
②1933/2/28に、ドイツでは、ナチスのヒットラー首相は、大統領を介して、「緊急事態宣言」を出した。「緊急事態宣言」発令日(1933/2/28)から数日以内に、約5000人の共産党支持者等が,司法手続きなしで、逮捕・予防拘禁され、行方不明となった。
この非常事態宣言で、言論の自由、報道の自由、通信の秘密、集会の自由は、停止された。
緊急事態宣言発令後数日以内に、ナチスは、民主義国家(ドイツ)を独裁することに成功した。
緊急事態宣言発令日(1933/2/28)の数日後、ナチスは、民主主主義国家(ドイツ)で、独裁政権樹立に成功! 勝負有り!!
③全権委任法の立法(1933/3/23)は、ナチス・ヒットラー独裁政権にとっては、独裁政権樹立後の、単なる”お化粧”でしかない。
④とこらが、【ナチスは、全権委任法により、独裁に成功した】と解説れている。この解説は、ドイツ史の日付の順序を無視している。
すなわち、
緊急事態宣言発令(1933/2/28)後数日以内に、ナチスは、ドイツで、独裁政権設立に成功した後の約3週間後に、独裁権力のつじつま合わせのため(即ち、お化粧のため)全権委任法を立法(1933/3/23)したに過ぎないからである。
換言すれば、全権委任法(1933/3/23)は、ナチスの独裁権力獲得後(1932/2/28の数日後)に、成立したものでしかない。
ハッキリ言って、ナチスは、全権委任法・立法(1933/3/23)によって、独裁政権を樹立したのではない。
⑤「緊急事態宣言」下であった、1933/11/12の総選挙(投票率・95%)では、ナチスの得票率は、92%。
【1932/11/6の選挙で、ナチスに反対する政党に投票した、全選挙人の66.9%の、ほぼ全員】が、ナチスを支持したのである。
その理由の一つは、【1932/11/6の選挙で、ナチスに反対する各政党に 投票した、全投票人】の66.9%の人人は、ほぼ全員、司法手続きなしの、大量の逮捕・拘禁(その後の行方不明)を知って、生まれた、
恐怖心と
無力感と
諦観から、
ナチスを支持したのであろう。
言い換えれば、1933年のドイツ人の心は、緊急事態宣言後の大量逮捕を知って、折れたのである。
⑥本来、短期であるはずの「緊急事態宣言」は、1933/2/18~ドイツ敗戦(1945年5月)まで、継続した
。。。。。。。。。。。。。。。。。
市民・升永
♯違憲状態首相(=国会活動の正統性の無い議員。憲法98条1項より)
12472409_943290595752214_5215203179795533076_n

野党3党首が“激論”120分 「安倍政権の暴走を止める」〈AERA〉

重要な記事なので、

dot.asahi.com/aera/2015121400036.html
dot.asahi.com/aera/2015121400037.html
dot.asahi.com/aera/2015121400039.html

より、全文を転載

———————————————————-

反安保法制・反アベノミクスでは ◎、選挙協力は△。
では、将来の連立政権は……。“一強多弱”の勢力図を塗り替えるには野党協力が欠かせない。野党研究が専門の吉田徹・北大教授が、3党首の胸の内を探った。(構成/編集部・宮下直之)

*  *  *

吉田徹・北海道大学教授:安全保障関連法制反対のデモが大きな注目を集めました。野党に追い風が吹いている。これにどう帆を張り、民意を形にできるか。“一強多弱”の構図のもとで問われているのは野党間の協力です。そこで共産党から出てきたのが、連立政権を前提とした国民連合政府構想でした。

志位和夫・共産党委員長:私たちの提案というのは非常にシンプルでありまして、まず、戦争法・安保関連法制を廃止しよう、そして安倍政権を打倒する戦いを発展させようと呼びかけています。日本の政治に立憲主義と民主主義を取り戻す戦いをやろうじゃないかということです。
戦争法の廃止は、衆参両院で廃止法案を可決すれば可能です。ただそれだけでは問題は解決しない。集団的自衛権の行使を容認した2014年7月の閣議決定が残る。自衛隊の海外派兵の火種が残り、立憲主義を破壊したデタラメな憲法解釈が続くことになる。戦争法の廃止と閣議決定の撤回。二つの仕事をやろうとすれば、どうしてもそれを実行する政府が必要になる。

●立憲主義取り戻す政権
松野頼久・維新の党代表:僕らはいま、民主党の岡田さんのところとですね、まず基本政策を一致させようということで、政調会長同士の協議をさせていただいています。もうほとんど内容は詰まってきているんですけれども。基本政策を詰めることができれば、来年1月の通常国会の前までに統一会派を組み、きちっと一つのかたまりで国会に臨む。なるべく大きなかたまりをつくって、その姿を国民に見ていただく。
いまの選挙制度のなかで一つの政党をつくり、きちっと有権者の声を拾える状態をつくるということが、民主党との間でやっている作業です。岡田さんはその先の新党までは慎重だという報道がされていますけれど、将来の新党を排除しないということは言っていただいている。

志位:野党間には基本政策の違いがあるわけですね。だからといってバラバラのままでは安倍政権が続くことになる。ですから基本政策の違いがあってもそれは横に置いて、戦争法廃止、立憲主義回復の一点で政権を構成する。現在の非常事態を打開するというのは、これ以上ない憲政上の大義ある課題だと考えています。

吉田:共産党は、連合政府では「日米安保条約の廃棄」「自衛隊の解消」など、これまでの方針を凍結すると踏み込みました。

志位:日米安保条約について、私たちは国民多数の合意を得て廃棄するという方針です。ただ、この方針を連合政府に求めることはしない。連合政府としては、安保条約に関わる問題は凍結し、これまでの条約と法律の枠内で行動する。

松野:14年の衆院選でも、岡田さんとはずいぶん選挙区の候補者調整をやって、維新と民主の候補はなるべく1人に絞るという作業をやりました。両党がぶつかった選挙区より状況はよかったと思いますけれども、予想した票よりも半分ぐらいしか乗らなかった。あのとき、共産党はほとんどの選挙区に候補者を立てましたので、相当、共産党の票も伸びたと思います。
今後の国政選挙での協力に関して、僕は志位さんと同じ認識です。ただ、ちょっと失礼なことを言わせていただくと、やっぱり僕たち保守政党にとって共産党は対極の政党ですから、アレルギーがあることは確か。それに基本政策というのは必ず問われるので、そこのところを横に置いてということにはならない。さっきおっしゃった日米安保条約に加えて、消費税もそれぞれが違うスタンスなので、いざ政権を一緒に運営するとなると、足がもつれることは間違いない。ちょっと厳しいかなというふうに僕は思います。

*  *  *

●連合政府は「キツい」

吉田:岡田さん、民主は共産、維新からラブコールを送られている状況です。どう受け止めますか。

岡田:参院選を含めて、民主党は過去3回の国政選挙で3連敗中なんですけれど、それはなぜかといえば、第三極が出てきて野党が分裂したことも大きい。自民党や公明党の得票数が増えているわけではないんです。野党が分裂することによって小選挙区で勝てない。この状況を変えないといけない。
我々は、国会での統一会派を維新の党に呼びかけているわけですけれども、ぜひですね、国会ではひとかたまりになって、巨大与党に立ち向かっていきたいと思っています。で、志位さんからは、かなり思い切った提案をしていただいたと思います。ただ、やはり国民連合政府は、率直に言ってキツいというふうに……。

吉田:どこが「キツい」のでしょう。

●選挙協力だけでは限界

岡田:政府を構成するということは、国民に対して重い責任を負います。価値観を共にした強い政府でないと、スタートしてすぐに意見の違いが露呈したり、思い切ったことができなかったりする。国民連合政府は、基本的な理念や政策で大きな開きがあり、そのうえで一つのことだけをやるということですが、その間にいろんなことが起き得るわけです。たとえば日本有事や国債市場のクラッシュです。そういうことまできちんと対処できる政府が必要と考えると、民主党と共産党が組むという選択はできないと判断しています。

吉田:現政権の問題は皆さん共有し、何らかの協力が必要だということも理解している。問題はその一歩先に踏み込めないことです。14年の衆院選で、共産党を除く野党間で選挙協力できた小選挙区は194。そのうち与党候補に勝ったのはわずか42。単なる選挙協力では限界があることが露呈しています。

岡田:14年の衆院選で、民主と維新の候補者がバッティングした選挙区で、自民党候補に勝った民主の候補者は2人しかいない。逆に言うと、小選挙区で勝ったほかの候補は、維新と調整ができていた。立候補調整だけでもそれだけの効果がある。
ですから、小選挙区で一番有力な候補者に絞るということが非常に大事になる。次の選挙で徹底的に安倍政権と戦うということであれば、共産党さんにも思い切った決断をしてもらいたい。選挙区のなかで最も有力な候補者は多くの場合、民主や維新の候補であるわけですから、そこに共産党が候補者を立てることがないようにしていただく。私はそれが次の選挙の勝利につながると思います。

志位:選挙協力は、国民的大義を掲げ、どの党にもプラスになるように行ってこそ、自公を倒すことができます。
いま、岡田さんから共産党と政権を組むのは「キツい」というお話がありました。しかし、野党間で政策的違いがあるというリアルな現実から出発して、どうやって安倍政権を倒すかを考える必要がある。政策的違いは互いに認め、留保する。そして、立憲主義の回復という、個々の政策とは次元の違う、より根本の問題で結束する。この大仕事をやりあげたら、ずるずると続けないで解散・総選挙を行い、国民の審判を受けて、次の進路を決めていく。これが一番現実的で合理的ではないか。
それから戦争法廃止以外の問題をどうするか。たとえば、民主党との間で、在日米軍基地問題についての考え方は違う。しかし、沖縄県民があれだけ反対している新基地建設をいまのように力ずくで進めていいかといったらね、これはよくないという点で一致するでしょう。

●“人”への支出は正しい

岡田:そこまではね。

志位:そこまでは一致する。私は、いろんな分野でそういう一致点はつくれると思うんです。だから、そうした政策調整をきちんとやれば、国民に対して責任を負った政権運営ができると考えています。

吉田:安倍政権と比べて、民主党は経済政策で決定打に欠けると思われています。

岡田:民主党の考え方は経済成長と分配の両立です。経済成長が必要ないという立場には立っていない。しかし、安倍政権はそれしかない。成長の果実をいかに公正に分配するか、あるいは厳しい状況の人々の生活を底上げするということが、政治の役割だと考えています。

松野:民主党の議員でない僕が言うのもおかしいと思うんですが、民主党政権が掲げた方向性というのは正しいと思うんです。「コンクリートから人へ」というスローガンには、税金として集めたお金を、どこを出口に財政出動させるかという問題意識があります。現在は人口が増える方向にお金を使わなきゃいけないのに、自民党はいまだに公共事業に使っている。財政支出ないのに、自民党はいまだに公共事業に使っている。財政支出を医療、介護、福祉に振り向けるという方向は正しかった。

●アベノミクスの転換を

岡田:民主党の失敗の原因がどこにあったか。私は、覚悟が足りなかったというふうに思っているんです。最後は党がバラけてしまったんですが、そこもきっちり総括して、同じことはもう二度とありませんということを有権者にわかってもらわなければいけない。私は、民主党が新しい、さらに違う形になっていくなら、総括を含めて過去の失敗を説明する必要があると思います。

*  *  *

志位:民主党政権のことは言いたいことがいろいろありますが、今日はコメントは控えます。ただ安倍政権の経済政策への批判という点では、共有できる部分があると思うんです。
というのは、アベノミクスの本質はトリクルダウンです。つまり、まず大企業に儲けてもらえば、それがいずれは家計に回ってきますよということです。しかし、14年度から今年度の4~6月期、7~9月期にかけて、GDPがマイナスにもかかわらず、大企業の経常利益は過去最高益なんですよ。これは戦後、一度もなかったことなんです。

松野:企業の内部留保も増えた。

志位:そうです。アベノミクスは、大企業の内部留保を積み増しただけです。その一方で、日本経済全体は低迷が続いている。トリクルダウンが成り立たないということは明瞭になったわけで、ここは政策転換をやる必要がある。具体的には、人間らしい雇用のルールをきちんとつくっていく。これは民主党とも一緒に反対しましたが、労働者派遣法が改悪され、正社員から非正社員への流れが加速している。この流れを逆転させて正社員が当たり前の社会にしていく。それは全体の賃金を押し上げます。最低賃金も思い切って底上げしていく。政治のリーダーシップで、大企業の儲けを社会に還元させていく。アベノミクスを転換するという方向は、話し合えば共有できるんじゃないかと思うんです。

●内部留保に課税せよ

松野:まったく同じ認識です。志位さんはずいぶん柔らかくおっしゃったけれども、僕は法人税減税をするならば、内部留保への課税をセットでやるべきだと考えます。法人税減税で企業の活力は支えるけれども、それは内部留保に回すためじゃなくて、市場に回すためなんだというメッセージを込める。低率でいいので、内部留保に課税するべきというのが僕の持論です。

岡田:経済政策でいえば、個々に一致できるものはあると思う。たとえば、法人税を一律で減税しても投資拡大や賃金アップにつながらないことは、過去の安倍政権の結果から実証済みです。それよりも強力な投資減税を行うべきです。ただし「大企業は悪」みたいなね(笑)、そういう発想はちょっと違って、そこまで言わなくていいじゃないかと思いますが……。

志位:悪と言っているんじゃないですよ。私たちは、大企業をつぶすとか、敵視するということでは毛頭ないんです、岡田さん。その社会的力にふさわしい責任を果たしてくださいというのが、私たちの立場なんです。アベノミクスはあまりに大企業に軸足を置いた政策で、そこを転換して暮らしに軸足を置く。そうした方向性は共有できるんじゃないでしょうか。ただ、消費税増税という問題があります。税制に対する考え方を一致させることは難しい。しかし、まず問われるのは、17年4月に消費税を10%に上げていいかどうか。ここは税制に対する考え方の違いはあっても、いまの経済情勢のもとでは増税しないという方向で話し合う余地があるのではないでしょうか。

吉田:アエラの読者アンケートでは、野党に進めてほしい政策は社会保障が72.9%でトップ。子育て支援、教育と続いて、安全保障は37.3%で4番目だった。安保関連法制には、反対が多数を占めるかもしれない。しかし、貧困が広がっているなかで、国民が政治に求めるのは日々の生活を守ることです。野党が安保関連法制反対で一致できても、その他の身近な政策でまとまれるかが問われている。

●参院選は安保に比重

岡田:そこは痛しかゆしです。安倍政権としては、世論の反対の強い安保関連法制から、ほかの政策に関心を集めたいと思っている。その路線に乗ってしまうことになりかねない。次の国政選挙は参院選で、政権選択選挙じゃない。やっぱり安全保障の比重というのは、かなり高く なると思っています。

志位:経済の問題は大事で、私たちも国民の暮らしを第一に考えた対案を出していこうと思います。しかし、経済の問題と立憲主義の回復という問題は次元が違う。安倍政権の独裁を止めるのは、暮らしにも関わる大問題だということを訴えながら、経済政策の転換も訴えるということになると思います。

岡田:議論をしてきて、政治家同士の信頼関係って非常に重要だと思っています。もちろん、松野さんとは長い間の信頼関係があるわけです。志位さんとは路線はまったく違うんだけれども、政治家として信頼している。そういうなかで、これからいろんな可能性があるんだろうと思っています。

志位:いま、岡田さんから信頼という言葉を聞いて、大変うれしい思いです。岡田さんは、議員として私の1期先輩で、長い付き合いのなかで私も同じような信頼を感じています。お互いに信頼感を大事にしてなんとか一致点を見いだしていきたい。まずは参院選で勝つために、筋が通った形で選挙協力をどうやってやるか、話し合いを続けたいと思っています。

岡田:話し合いを継続していくというのは確認していますね。

松野:共産党という政党と考え方は違いますが、今回初めてじっくり話してみて、志位さんという政治家は魅力的だと感じました。安倍政権によって、憲法という民主主義の土台が崩れるという危機感は一緒です。

志位:その危機感を共有できたのは非常に大事なことですね。

吉田:“一強多弱”の責任は野党にもある。一緒にやることの不自然さを乗り越えることこそ政治ですから、期待しています。

 

 


  • カレンダー

    • 2017年5月
      « 3月    
       123456
      78910111213
      14151617181920
      21222324252627
      28293031  
  • 検索

  • My Tweets

    • Follow Me on Twitter !
  • パソコンソフト

  • Progressive Rock

  • Jazz / Fusion

  • Blues

  •  

  • Healing / New Age