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JBPRESS 飯舘村 の悲劇…

前編: 放射性物質に狙い撃ちされた村
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/24801

今さら新天地に行こうとは思わない

早く逃げようと焦りませんでしたか?
「いや、なんていうか、もうどうせ被曝しちゃったしなあ、という感じなんです」

「セシウムが1600ベクレルとか出ました。2000以下はたいしたことない、と言われたのですが・・・」

「いやあ、ぼくらはもう、たっぷり被曝しちゃいましたからねえ」

村民も避難民も無防備なまま「放射能の雨」を浴びた

 

後編: 放射能に劣らず村人が恐れているもの
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/26079

見た目は何も変わらない、だからこそつらい
「よく見ていってください。そのカメラで写真に撮って伝えてください。この大地が荒らされてしもうたんです。ほれ、この土地です」
「津波で壊されたところも大変なんだろうけど。大変なんだろうけど・・・」
「ここは見た目には何も変わらんのです。何も変わらんから、よけいに立ち去るのがつらくて。つらくて・・・」

冗談を飛ばすのは、あまりにも現実がひどくて憂鬱だから
「放射能の入った水を使って、食事を煮炊きして、お茶まで入れて。濃縮までしてしまったわけですね。ハハハ」
「今日もX線写真1枚分くらい被曝しましたねえ、とかみんなで笑ってますよ」

原発事故が村人を真っ二つに分断した
「除染だって村おこしの産業になる」
「5年、10年先なら、村長の言うように楽観的になれるのかもしれません。でも、20年後はどうでしょう。悲観的に見えるのです。村で暮らしていくことの意味が、あれから全く変わってしまった」
「水道とか道路とか電気とか、どうなるのか考えてみてください。もうここは税収の入る村ではなくなってしまったんです。企業も出ていくでしょう。老人しか戻らない村に未来があるのでしょうか」
「もちろん補償金とか補助金とか、出るのでしょう。でも、それではまた、国が与えてくれるのを待っているだけの村になってしまう。それでは村が『インディアン居留区』のようじゃありませんか」

「飯舘はもう頑張れません」
「飯舘はもう頑張れません。頑張れる状況じゃないんです。だから『負げねど』にしたんです」

 

村民一人一人の声が胸に突き刺さる…痛い…切ない…苦しい…

何か感じるものがあったら、是非リンク先の全文を…

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