今年も(というか松本で開催される時は毎回だけど)反原発デモに参加して来た。
主催者発表1000人!中々の数字だ。
でも半数以上が見たところ労組とかの動員だったのがちょっと orz
もっと一般の市民のみんなが参加して、大きなうねりを作らないと!!
ってなワケで、去年と同じく、集会宣言を転載しよう
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"3.9つながろうフクシマ!ひろげよう脱原発!一原発再稼働反対・秘密保護法廃止in松本"
集会宣言
3年前の3月11日、東日本大震災によって起こるべくして起こった東京電力福島第一原子力発電所の大事故は、私たちに何を考えさせ、何を教訓としてつきつけているのでしょうか。
今、何よりも思うことは、この国の在り方と原子力発電との関係です。
私たちは69年前の敗戦によって、根本的に誤っていたこの国の在り方を改め、民主主義立国を目指し、平和憲法の下に自由と人権、平和を希求する新しい歩みをはじめました。
しかし、それがいつの間にかとんでもない道に足を踏み入れていたことに気づかされたのが、この事故を通しての原子力発電の問題であったといえます。
「安全神話」によって原子力発電の抱える闇を隠蔽し、巨大な権力構造によって強引に推し進められてきた原子力政策は間違っていました。
それが露呈したのがあの事故であります。
今もなお、被災地の15万人もの人々が避難し続け、故郷に帰ることができません。
漏れ続ける汚染水、その場しのぎの除染、甲状腺ガンの恐怖にさらされる子どもたち、被曝労働を強いられる人々がいます。
私たちはきょうのこの集会を「3.9つながろうフクシマ・ひろげよう脱原発」の会としました。
「福島を、福島の人々のことを忘れてはならないという自戒をこめて。
この国のトップに坐る人は、世界の人々の注目を集める場で「フクシマの事故は収束した」と公言しました。
そして今、臆面もなく、全面停止されている原発の再稼働を、原発プラントの輸出を進めようとしています。
更に秘密保護法の制定、憲法改訂を目論んでいます。
私たちが大切に掲げてきた民主主義、自由、平和、人権を守るという理念が反故にされかねない危機にさらされています。
福島の教訓をどう活かすかが今こそ問われています。
脱原発社会の実現、このことは私たちひとりひとりの「責任ある関与」にかかっています。
私たちの将来と子どもや未来の世代のためにも、今それが求められています。
「責任ある関与」こそ、民主主義の根底であり、そのひとつの形がきょうのこの集会であり、行進であることを私たちは今ここに確認いたします。
2014年3月9日
"3.9つながろうフクシマ!ひろげよう脱原発!―原発再稼働反対・秘密保護法廃止in 松本" 参加者一同
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あと、福島出身の信大生のスピーチを文字起こしした人がいたので、リンクを張っておく。
「一番被害を受けているフクシマの友人がいまだに『安全神話』の強い催眠術にかかっている」-原発立地の福島県楢葉町が故郷の信州大生・Мさんのメッセージ